定年退職のはずが「自己都合」に?誕生日前退職で離職票の理由が違うのを防ぐには

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「定年退職で合意していたはずなのに、なぜか『自己都合』に訂正されている……」

会社だけでなく事前にハローワークにも確認をしたのに、なぜこのような「離職理由についてトラブル」が起きてしまうのでしょうか?

今回はこのような失敗をしないための確認ポイントをわかりやすく解説します。

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「定年退職」のはずが「自己都合」に?

定年退職の日は、誰が、どこで決めているのでしょうか?
まず大前提として知っておきたいのは、「定年退職日は法律で一律に決まっているわけではない」ということです。

「誕生日当日」を定年とするか、「誕生日の属する月の末日」とするか、あるいは「年度末」とするかは、すべて会社の就業規則に委ねられています。

事前にハローワークへ「定年退職になりますか?」と確認をしても、担当者は「会社が定年だと定めているなら定年扱いです」と一般論になりがちです。

実際に離職票がハローワークに提出された段階で、担当者は個別の就業規則を精査します。
そこで「規則の定めと退職日が1日でもズレている」とわかると、定年ではなく「自己都合」への訂正を求められることになります。

離職理由が「定年退職」と「自己都合」では、失業保険の支給開始日に差が出ます。
「定年退職」であれば、7日間の待期期間の後、受給が始まります。

しかし「自己都合」と判断されると、さらに1ヶ月間の「給付制限」がかかり、お金を受け取れる日が遅れることになります。
詳しくは👉離職されたみなさまへ⑧ 支給の開始と期間 【待期】【給付制限】【受給期間】

トラブルを防止するには、「誕生日」と「退職日」の関係に注意しましょう。

多くの会社の就業規則では、定年退職日を「満65歳に達した日」などと定めています。

例えば・・・

定年さん
定年さん

誕生日は25日ですが、キリ良く賃金締切日の15日に退職させてもらいたいと思います。

総務さん<br><br>
総務さん

わかりました。数日早いですが、定年退職扱いで進めましょう。

この場合、会社側が「どうせもうすぐ定年だから、数日早くても定年扱いでいいよ」と認めてくれたとしても、書類上は「定年に達する前に、自分の意思で辞めた」ことになり、区分は「自己都合」になってしまうのです。

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誕生日前退職で離職票の理由が違うのを防ぐには

「長く働いた最後の一歩」を気持ちよく踏み出すために次の3つのポイントを押さえましょう。

就業規則を自分の目で確認する

「うちは65歳定年だから」という担当者の言葉を鵜呑みにせず、必ず就業規則を見せてもらいましょう。

  • チェック項目:「定年退職日はいつか?(誕生日当日か、月末か、それとも年度末か)」

ハローワークへの相談は「内容」を具体的に

相談に行く際は「会社が定年と言っています」だけでなく、「就業規則には〇〇と書いてあり、私の誕生日は〇日、退職予定日は〇日です」と具体的に伝えてください。

内容が具体的であればあるほど、ハローワークも「その日だと自己都合扱いになりますよ」と正確なアドバイスがしやすくなります。

届いた離職票の退職理由をすぐにチェックする

離職票が手元に届いたら、まず最初に確認したいのが「退職理由」です。
「定年退職のはずなのに自己都合になっている」
と疑問を持ったら、そのままにせず、できるだけ早くハローワークで相談しましょう。

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定年退職のはずが「自己都合」に?誕生日前退職で離職票の理由が違うのを防ぐにはのまとめ

離職票の退職理由は、失業保険の受給開始日に影響する非常に重要な項目です。

「会社が良いと言ったから」「ハローワークがそう説明したから」という口頭のやり取りだけでは、残念ながら離職理由の判断は覆りません。

最終的に判断の根拠となるのは、「就業規則に書かれたルール」です。

  • 事前に就業規則を確認する
  • 退職日をルールに合わせて設定する
  • 届いた離職票の「退職理由」をすぐチェックする

この3ステップを徹底することで、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔する事態を防げます。


FAQ(よくある質問)

Q1. すでに発行された離職票の「離職理由」は修正できますか?

💡 ハローワークに申出ましょう。
離職票に記載された退職理由が、実際の退職理由と異なる場合は、失業給付の手続きの際に、ハローワークの担当者へ申出てください。
離職理由がわかる書類などがあれば、必ず持参しましょう。

本人の申出内容、証拠書類、会社側の主張を総合的に確認した上で、最終的にハローワークが判定をします。
👉Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~

Q2. .誕生日の前に退職して「自己都合」になった場合、失業保険の受給にどんな差が出ますか?

💡失業保険の支給開始日が遅れます。
「定年退職」であれば、7日間の待期期間の後、受給が始まります。

しかし「自己都合」と判断されると、さらに1ヶ月間の「給付制限」がかかり、お金を受け取れる日が遅れることになります。
詳しくは👉離職されたみなさまへ⑧ 支給の開始と期間 【待期】【給付制限】【受給期間】

Q5.退職日の違いで、失業給付開始日以外に変わることがありますか?

💡 「給付日数」に影響が出る可能性があります。
被保険者であった期間(働いた期間)によって、所定給付日数(もらえるトータルの日数)が決まっているため、退職日の1日、2日の違いが大きな差になる場合もあるため注意が必要です。
詳しくは👉離職されたみなさまへ⑦ 基本手当の給付日数 【所定給付日数】



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プロフィール
まーちゃん

元ハローワーク職員のまーちゃんです。
大学では労働法を専攻し、ハローワークで「働くこと」に33年間携わってきました。
これまでハローワークで学んだこと経験したことを中心に「働くこと」に役立つ知識をわかりやすくお伝えできればと思っています。

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