求人を探していると、職務経歴書が必要な会社といらない会社があると思います。
応募書類は「履歴書のみ」と書かれていた場合でも基本的には職務経歴書も提出することがおすすめです。
今回はおすすめする理由について解説します。
職務経歴書とは
履歴書は、学歴や職歴、免許・資格などを記載したもので、応募書類として一般的に用いられています。
履歴書に添付する形で職務経歴書を作成することも多くなってきました。
職務経歴書とはこれまでに経験してきた職務の内容を詳しく記載する書類です。
職務経験以外にも、保有している資格や仕事に活かせるスキル・知識、自己アピールなどを記載します。
職務経歴書の作成方法については ハローワークインターネットサービス(応募書類の作り方) を参考にしてくださいね。
職務経歴書なぜ必要か
職務経歴書を一から作成するのは非常に大変な作業ですが、やはり作成がおすすめです。
では、なぜ職務経歴書が必要なのでしょうか?
会社へのアピール
職務経歴書の最大の目的は、採用担当者に対して自分の職務能力をアピールすることにあります。
職務経歴や資格などがない場合でも、①応募職種と関連するアルバイト経験、②職業訓練の経験、③現在勉強中である内容、④自分の長所(例:積極性・粘り強さ・協調性・責任感)、⑤仕事への姿勢・意欲、⑥将来目標などの色々な面からアピールすることができます。
キャリアの棚卸
職務経歴書を作成するには、まず今までの職務経験を思い出したり、自分の強みが何かを考えたりしますね。
これがキャリアの棚卸に繋がります。
時系列に職務経験を書き出すだけでなく、そこから何を学びどう活かしてきたかを振り返ることが大切です。
キャリアの棚卸をすることで自分が本当にしたいこと、できることが明確になってきます。
面接対策
面接は緊張しますね。
でも、キャリアの棚卸をして今までの自分、これからの自分について考え、職務経歴書として具現化していたら、面接の場面であなた自身の言葉で面接担当者に仕事に対する思いを伝えることができます。
職務経歴書を作成することは大きな面接対策になります。
面接担当者が知りたい職務経験などを想定し、対策を立てて面接に臨んでくださいね。
【事例】職務経歴書がいらない会社
今度応募する会社は職務経歴書が要らないみたいなんだ。
送付書類は履歴書のみでOKって書いてあったんだ。
それでも職務経歴書を付ける方がいいかもね。
要らないって書いてあるのに?
まーちゃんのひとりごと
窓口で「応募書類に職務経歴書は要らないのですか?」と聞いた時に社長さんから
「応募書類を履歴書だけにしておいて、職務経歴書を添付してくるかを試しているんだよ。
本当に我社に入社したいと思っていたら、職務経歴書を送ってくると思うんだ。」
この会社では、職務経歴書添付の有無も書類選考の一つになっているようです。
このように考えておられた社長さんはほかにもいらっしゃいました。
履歴書のみでOKとしている採用担当者が必ずこのような考え方をしているとは限りません。
でも、まーちゃんはやっぱり職務経歴書の添付を基本的にはおすすめしたいです。
デザインの仕事なら作品を添付するとか、やはり履歴書プラス何かアピールできるものはないかを考えることは大切なことだと思います。
【職務経歴書なぜ必要】いらない会社とは?応募書類についてわかりやすく解説!のまとめ
いかかでしたか
職務経歴書の作成はとても大変ですが、是非挑戦してくださいね。
基本となる職務経歴書が作成出来たら、あとは応募先ごとに何が求められていて、自分自身の
アピールできる点は何かを考え調整してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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