【サービス残業】当たり前の職場!なくならない理由について解説!

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サービス残業とは、残業代が支払われない時間外労働や休日出勤のことです。

サービス残業が問題視されているにもかかわらず、なかなかなくならない実態がありますね。

今回はサービス残業について解説します。

サービス残業とは

サービス残業とは、本来残業代を支給すべきであるにもかかわらず、残業代が適切に支給されていない残業のことをいいます。

簡単に言ってしまえば「ただ働き」のことです。

サービス残業当たり前の背景

サービス残業がなくならない背景には、無理をしてでも働くことが美徳とされる日本の文化や人件費を抑制したい企業心理があります。

また、従業員側も、周りが残業していると帰りずらくずるずると残業してしまうということもあるようです。

サービス残業は違法

決められた時間以上に働いた場合は、時間外労働となります。

時間外労働には、労働基準法で割増賃金の支払いが定められています。(労働基準法第37条)

そのため、残業代を支払わない「サービス残業」は労働基準法に違反し違法です。

サービス残業当たり前の職場の問題点

人件費を抑制するためにサービス残業を会社が指示している場合もありますが、労働時間管理が適切でないことや、職場が残業の申請をしづらい風土となっているといった場合もあります。

定時以降の記録を残さない

典型的な例は、「タイムカードを切ったあとも働き続ける」というものです。

会社によっては、定時になるとタイムカードを押すように上司から指示されたり、そもそも会社がタイムカードを管理していることもあります。

ただ、最近はこのようなあからさまなサービス残業は減っているようです。

残業時間のカット

会社によっては、従業員に15分や30分単位で残業時間を報告させるところがあります。

残業代を10分・15分などの単位で計算し、端数を切り捨てることは、「賃金全額払い」に違反し、違法です。

労働時間は1分単位で管理し、残業代は1分単位での支払いが必要です。

始業前に仕事

最近は、終業時刻後のサービス残業に対する世間の目が厳しくなったことを受けて、始業時刻前の労働が増加する傾向が見られます。

始業前に早く出社して時間外労働することも「残業」です。

直接的な指示だある場合だけでなく、黙認の場合であっても指揮命令下にあるとされれば残業に該当します。

上司の黙認

自ら残業する従業員を止めない、または助長させる場合もあるようですが、サービス残業の黙認は違法です。

仕事が終わらないと、責任感から自主的に残業する場合もあるかもしれません。

まずは、そもそも業務量が多すぎないのか慎重な判断をしてください。

【事例】残業をしないさせない雰囲気作り

まさかずくん
まさかずくん

社内の残業を減らすプロジェクトに入ったんだ。
どんな取組から始めたらいいかな?

ゆみさん
ゆみさん

私の会社では、消灯時間が決まっていたり、パソコンに帰宅を促すメッセージが流れるの。

まさかずくん
まさかずくん

なるほどね。
残業時間の規定時間を超えそうな従業員に注意を促すメールをするのはどうかな?

ゆみさん
ゆみさん

いいアイデアだわ。

まーちゃんのひとりごと

残業を発生しやすい社内には「上司や同僚がなかなか帰らない」「会議や打ち合わせが長い」などがあります。

でも、まずは「一人がこなす仕事量が多過ぎないか」検証して欲しいと思います。
無理をして身体を壊しては元も子もありませんから。

社内で当たり前となったサービス残業に立ち向かうのは難しいと思います。
相談が必要になったら外部の相談機関は、労働基準監督署です。

【サービス残業】当たり前の職場!なくならない理由について解説!のまとめ

いかがでしたか

サービス残業がなくなる社内の雰囲気作りの参考になればうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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