「この質問、ちょっと答えたくないけれど、答えないと印象が悪くなる?」こんな戸惑いを抱いたことはありませんか?
今回は、面接で答えたくない質問をやんわり切り抜ける方法についてわかりやすく解説します。
面接答えたくない質問
面接の中で、プライベートに関する話題が出ることもあると思います。
悪意はない場合がほとんどだと思いますが、「ちょっと答えたくないな」と感じたら、無理に答える必要はありません。
「申し訳ありません、そのあたりはまだ具体的に考えておらず…」「少しプライベートな内容なので差し控えさせていただけますか」などやわらかく距離をとる言い方で乗り切りましょう。
聞いてはいけないこと
禁止質問事項
面接では、聞いてはいけない質問があります。
面接で「聞いてはいけない質問」とは?
応募者本人に責任がない事項や、本来自由であるべき事項についてです。
本人に責任のない事項の把握
①本籍・出生地に関すること
②家族に関すること(職業・続柄・健康・病歴・地位・学歴・収入・資産など)
③住宅状況に関すること(間取り・部屋数・住宅の種類・近隣の施設など)
④生活環境・家庭環境などに関すること本来自由であるべき事項(思想・信条にかかわること)の把握
⑤宗教に関すること
⑥支持政党に関すること
⑦人生観・生活信条などに関すること
⑧尊敬する人物に関すること
⑨思想に関すること
⑩労働組合(加入状況や活動歴など)、学生運動などの社会運動に関すること
⑪購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること
引用元:愛知労働局
「こんな(禁止質問事項を)質問をしてくる会社は…」と気づくのも、会社を選ぶ1つの判断材料になります。
【事例】家族の仕事を聞かれた
家族の仕事を聞かれた久くん、やんわりとかわしています。

差支えなければ、ご家族のご職業についてお伺いしてもいいですか?

父の職業そのものよりも、「仕事への向き合い方」をずっと尊敬してきました。
子どもの頃から、どんな場面でも丁寧に、誠実に向き合っている姿を見てきました。
私も、自分が携わる仕事で信頼される人になりたいと思っています。

ご家族の仕事への姿勢を尊敬しているのですね。

ありがとうございます。
そうした姿勢を見て育ったことが、私の職業観につながったと思っています。
この答え方の良さは
●尊敬の気持ちを話すことで、職業名には触れずに柔らかい印象でかわしている
●「誠実に向き合う」や「信頼される」など、応募者自身の職業観が伝わる
●穏やかな言い回しを選んでいるため、面接官とのキャッチボールが続く ことですね。
まーちゃんのひとりごと
業務に直接関係のない質問を受けた時も、当たり障りのない範囲で答えて、コミュニケーションの一環として乗り切ることも必要かもしれません。
ただし、そうした質問には、無理に答える必要はないということも、覚えておいてくださいね。
【面接答えたくない質問】聞いてはいけないことについて解説!のまとめ
いかがでしたか
安心して面接に臨むために、「聞いてはいけないこと」があること、答えたくない質問には答えなくても良いことを知っておいてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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