【なぜ】8時間労働発祥の地は神戸!?その理由について解説

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神戸ハーバーランドに「8時間労働発祥の地」の碑があり、そこには「大正八年(1919年)当時の川崎造船所の松方幸次郎社長が我が国で最初に八時間労働制を実施したことを記念してここに碑を建立」と記されているそうです。

8時間労働時間制のはじまり

日本の企業として8時間労働制を初めて導入したのは、1919年(大正8年)10月に川崎造船所(現在の川崎重工業)であるとされています。

この年の9月に川崎造船所本社工場の労働者が賃上げやボーナス支給等の要求を出したのに対して会社が回答しなかったことから、日本で初めて労働争議の手段としてサボタージュを行いました。

それに対して、会社が8時間労働制の採用を回答し、争議も終結したそうです。(立命館大学佐藤教授のサイト

8時間労働が普及しだして100年余り、現在の8時間労働は、働く人たちの努力で勝ち取ったんですね。

なぜ碑が立てられたのは1993年?

こういちくん
こういちくん

初めてサボタージュしたのは100年前なんだよね?
でも、碑が出来たのは20年くらい前ってなんか不思議だね。

解説くん
解説くん

週法定労働時間40時間制への
機運を高める目的で作られたそうです。

1947年に労働基準法が制定されて以降、長い間週 48 時間制が続いていましたが、
1993 年に行われた改正により、法定労働時間は 1994 年4月から週 40 時間に短縮されました。

こうした働き方を進めるシンボルとしてこの碑は作られたそうです。

真のワークライフバランスへ

「8時間労働」の考えが生まれたのは、産業革命時代のイギリスです。

「仕事に8時間を、休息に8時間を、やりたいことに8時間を」がスローガンでした。

現代もこの「8時間労働」が続いていますが、通勤に時間がかかることなどを考えると「やりたいことに8時間」はまだまだ実現されていないかもしれません。

これから、出社しないでよいテレワークが進んでいくと、本当の意味での「仕事に8時間、休息に8時間、やりたいことに8時間」が実現するかもしれませんね。

まーちゃんのひとりごと

いろいろな働き方が選べる時代ですが、
働き方を選択する時には”正社員として働く”を選択肢に入れてくださいね。

【なぜ】8時間労働発祥の地は神戸!?その理由について解説のまとめ

いかがでしたか?

先人の努力で私たちの働く環境は整備されてきたことをお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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