正社員が決まるまでの間など「短期バイト」を選択肢にすることもあると思います。
気軽に働ける点がメリットですが、探し方や注意点について知っておくことも大切だと思います。
今回は、ハローワークでの短期バイトの探し方や、短期バイトを繰り返すことのメリット・デメリットについて解説します。
短期バイト期間どのくらい
短期バイトとは、文字通り「短い期間だけ働く」アルバイトです。
雇用期間は様々で短期バイトは何ヶ月間までというような決まりはありませんが、一般的には3ヶ月以内の雇用期間を指すことが多いようです。
イベントスタッフや繁忙期の工場作業、リゾートバイトなどが思い浮かびますね。
ハローワークでは
ハローワークの求人票では、「雇用期間の定めなし」「雇用期間の定めあり(4ヶ月以上)」「雇用期間の定めあり(4ヶ月未満)」「日雇」(日々雇用されるか、または1ヶ月未満)に分かれています。
上記区分だけでなく、求人票には具体的な「雇用期間」も明示されているので、2025年〇月〇日~〇月〇日までのように、最初から雇用期間が決まっているものも掲載されています。
ハローワークでの探し方
ハローワークで短期バイトを探す方法は大きく分けると2つあります。
1.ハローワークインターネットサービスで探す
インターネットを使うことで、自宅でも求人情報がチェックできます。
求人情報検索ページ➡求人区分「一般(パート)」➡フリーワードで「短期アルバイト」などと入力しましょう。
2.ハローワークの職業相談窓口で「短期で働きたい」を伝えて、担当者と一緒に探す。
ハローワークインターネットサービスだけでなく、実際に足を運んでみましょう。
短期バイトは、季節や地域によって求人の多い時、少ない時があるので、窓口で質問すれば、いつ頃にどのような求人が出やすいかなど情報がわかると思います。
ハローワークで探すと
短期バイトで、安全に働くためには、信頼できる求人サイトやハローワークなどを利用して無理な働き方をしないことが大切です。
ハローワークで掲載される求人は、会社が社会保険に加入していることが条件になっているので安心感があると思います。
短期バイトの注意点
短期バイトの特徴は、長期的な雇用関係を前提としていないことです。
そのため、学生や次の仕事までのつなぎとして働く人が多いと思いますが、以下の点は必ずチェックしてくださいね。
●求人内容:勤務時間、時給、勤務地、仕事内容など
●社会保険の適用:所定労働時間が週20時間以上なら社会保険に加入できる場合がある
●労働条件通知書を確認:短期だからといって曖昧な契約をしないように、しっかり確認
短期バイトのメリット・デメリット
短期バイトには、メリットがある一方で、長期的なキャリア形成には向かないなどデメリットもあります。
メリット
●気軽に始めやすい:未経験でも応募しやすく、即採用のケースもある。
●短期間で始められる:数日~数か月の間で効率的に働ける。
●人間関係の負担が少ない:短期間のため、職場での人間関係のトラブルに巻き込まれにくい。
デメリット
●キャリア形成が難しい:スキルを身につける機会が少ない。
●収入が安定しにくい:雇用期間が終了すると、次の仕事を探さなければならない。
●社会保険が適用されないケースもある:労災保険以外の社会保険に加入できない場合がある。
とりあえず、短期バイトを始める?
経験がない職種にチャレンジ中のツヨシ君はなかなか採用されないので、短期バイトを始めようかと考えています。

経験がないからなかなか採用されないし、とりあえず短期バイトで経験してみようと思うんだ。

初めの一歩として経験を積むにはいいかもしれませんが、何となく短期バイトを繰り返すのはお勧めできません。

どうして?

短期で働く場合、研修の機会が少ないことも多く、キャリア形成が難しいといわれているからです。
まーちゃんのひとりごと
短期バイトで未経験の職種を少しでも経験することで、次の仕事の選択肢に繋がったり、社会保険に加入できる求人を選べば安心して働ける一方で、キャリア形成やキャリアアップが難しいことも多いようです。
そのため、短期バイトをする目的をはっきりさせて働くようにしてくださいね。
【短期バイト期間どのくらい】ハローワークでの探し方と注意点について解説!のまとめ
いかかでしたか
短期バイトを始める時の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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