仕事を探す時、ハローワークの求人情報を利用することが多いのではないでしょうか?
今回はハローワークの求人について解説します。
ハローワーク求人掲載について
ハローワークは全国に544ヶ所あり、全国ネットでお仕事探しの支援ができるようになっています。
申し込まれた求人はハローワーク内の求人検索パソコンやハローワークインタネットサービスを通じて情報公開される仕組みになっています。
ハローワークでは、求人内容の審査だけではなく求人票の記載内容の充実に向けた助言、求人条件緩和などの助言も行われています。
ハローワークの求人掲載期間
求人の有効期限は、原則として翌々月末までなので、最大で3ヶ月となります。
求人は月初めが多いと聞いたことはありませんか?
月初めに求人が多いとされるのは、
①掲載期間が長くなるから月初めに申込をする会社が多い。
例:4月1日に求人受理 → 6月30日まで有効
4月30日に求人受理→6月30日まで有効
②有効期間中に採用が決まらなかった求人が月初めに更新される。
この2つの理由からだと思います。
ずっと求人が出てる会社
ハローワークの求人の中には、長い間掲載されている求人も一定数存在していると思います。
掲載期間が長い求人は応募しないほうがよいのでしょうか?
ずっと出てる理由
皆さんが心配しているように「職場環境が良くなかったり、常に人手不足で残業が多い」など定着率が低いため、常に募集をしていることもあると思いますが、
それ以外にも以下の理由が考えられます。
①求人募集条件に該当する人材が少ない場合
会社が求める資格やスキルを持った人材がもともと少ない場合。
例えば、建築士、通関士、薬剤師、歯科衛生士などですね。
②希望する人が少ない職種
需要は多いがなかなか人材が集まらない職種の場合。
応募者が少ない職種だからこそ
休みを増やしたり、研修制度を充実させたり工夫をされていますよ。
③事業を拡大するために採用人数が多い場合
一斉に採用し研修を行うためにもともと掲載期間を長めに想定している。
→求人票に「事業拡大」の記載がある、採用プロセスが明確に記載されている。
同期入社が多いのは心強いね
④定期採用に向け早めから募集を始めている場合(※)
新卒採用と合わせて4月採用を目指している場合、早めに動くことが多い。
→採用プロセスや入社日が明記されている。
比較的大きな会社に多いね。
新卒者と同じ研修があると安心だね。
⑤時間とコストをかけてでも、人材を厳選して採用したい場合
時間的な余裕を持ち採用活動をしているため、会社が設定しているハードルが高くなかなか採用者が出ない。
→応募者が多数あるにも関わらず、掲載期間が長くなりがち。面接回数が多め。
筆記試験があることも多いかも。
⑥担当者が採用活動に慣れていない場合(※)
欠員が生じることが少なく、中途採用の経験が少ない会社は早め早めに動くことが多い。
ハローワークで求人票の書き方や求人条件のアドバイスをしていることが多いからお仕事の紹介窓口で情報を得られるかもしれません。
(※)入社日まで日数がある場合は、応募者が増えずらい傾向にあります。
まーちゃんのひとりごと
上記の「ずっと出てる会社(掲載期間の長い求人)」の①~⑥はまーちゃんの経験によるものです。
まーちゃんの肌感覚でしかないかもしれません。
それでも、掲載期間が長い「ずっとでてる求人」というだけで選択肢から除外するのはもったいないと思います。
【ハローワーク求人掲載】ずっと求人が出てる会社は応募しない方がいい?について解説!のまとめ
いかかでしたか
就職活動中に「なぜ、この求人ずっと出ているのかな?」と思った時にこのブログを思い出して頂けたらうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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