「雇用保険にちゃんと入っているかな?」と不安になったことはありませんか?
雇用保険は、失業したときに生活を支えてくれる、働く人のための大切なセーフティネットです。
しかし、実際には「加入条件を満たしているのに未加入だった」
「給与明細を見て初めて加入漏れに気づいた」という相談も少なくありません。
この記事では、雇用保険の未加入・加入漏れが起きる理由、そして加入条件と遡及手続きについてやさしく整理してお伝えします。
雇用保険未加入・加入漏れ
雇用保険未加入はあり得るの?
本来、加入条件を満たしていれば、会社は必ず雇用保険の加入手続きを行う法律上の義務があります。
しかし、現実には以下のような理由で加入漏れが発生しています。
- 会社側の事務的なミスや手続きの遅れ
- 「パート・アルバイトは入らなくていい」という会社側の知識不足
「自分は入っていると思っていたのに、実は未加入だった」という相談もたくさん寄せられています。
雇用保険に加入していないと、仕事を失ったときに、失業給付(基本手当・失業保険)を受給できません。
失業保険がないと、仕事を辞めたあとに受け取れるはずのお金がなく、再就職までの間、収入がゼロになってしまい、安心して就職活動に専念できなくなります。
加入漏れかも?まずは給与明細をチェック!
加入漏れは、従業員側でも給与明細の「雇用保険料」の項目を見れば確認できます。
「雇用保険料」の項目に金額が記載されていなければ、会社に雇用保険の加入状況を確認しましょう。
給与明細以外でも
入社時などに会社から交付される「雇用保険被保険者証」やハローワークへの確認照会(労働者が自ら行えます)で適正に雇用保険手続きができているか確認できます。
雇用保険加入条件と遡及手続き
雇用保険の加入条件とは
まずは、加入対象の働き方をしているか確認しましょう。
雇用保険に加入できるのは、次の2つを満たす場合です。
- 31日以上の雇用見込みがある
- 週の所定労働時間が20時間以上
パート・アルバイトでも、この条件を満たせば加入対象になります。
(原則として昼間学生は、雇用保険の加入対象外です。)
加入漏れがあっても大丈夫!「遡及手続き」とは
ここで、よくある相談事例を見てみましょう。

給与明細を見たら雇用保険料が引かれていなかったんだ。
これって加入漏れかな…?
もう、1年も働いているのに今まで気が付かなかったんだ。

週の所定労働時間が20時間以上なら加入対象ですよ。

このままじゃ、仕事辞めた時に失業保険もらえないってこと?

大丈夫。加入漏れでも“遡及手続き”ができます。
会社がハローワークに届け出れば、過去にさかのぼって加入できます。

そんなことできるんだ…知らなかった。

もし会社が動いてくれない場合は、ハローワークに相談してくださいね。
この事例のように、もし加入漏れがあった場合でも、遡って加入手続きができます。
これを「遡及(そきゅう)手続き」といいます。
基本的には「2年間」まで遡ることができますが、給与から保険料が天引きされていた証拠がある場合は、2年を超えて遡ることも可能です。
まーちゃんのひとりごと
自分の権利を知り、必要な制度をきちんと利用できるように
・加入条件を満たしているかチェック
・給与明細で雇用保険料の有無を確認
・「あれっ?」っと思ったら会社やハローワークに相談
この3つを押えてくださいね。
【雇用保険未加入 加入漏れ】加入条件と遡及手続きについてわかりやすく解説のまとめ
雇用保険は、働く人の生活を守る大切な制度です。
加入条件を満たしているのに未加入だった場合でも、遡及手続きで過去にさかのぼって加入することもできます。
不安があるときは、一人で抱え込まず、早めに相談してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考元:
・雇用保険の加入手続漏れの是正期間が変わります(厚生労働省)
・雇用保険の加入手続はきちんとなされていますか!(厚生労働省)





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