入社後の仕事内容が求人広告や面接時の説明と違うことはよくあることでしょうか?
仕事内容が違うと退職を考える前に確認して欲しいことについて解説します。
【事例】入社したら仕事内容が違った!
労働条件の相違による退職を考える前に
入社初日の小太郎くん。工場長からの指示に戸惑っているようです。
まずは製造ラインからお願いするよ。
製造ラインは繁忙期のみと聞いていますが
社長には人数が少ないから生産管理事務だけではなく、
製造ラインにも入ってくれる条件での募集を依頼したんだけど。
・・・。
ちょっと社長に確認してくるね。
***工場長は戻ってきて***
社長に確認したら、製造ラインには新たにアルバイトを雇用するらしいんだ。
だから小太郎くんはアルバイトが休んだ時とか繁忙期だけ製造ラインに入ってもらうね。
わかりました。アルバイトさんが採用されるまで、僕も製造ラインで頑張ります!
社長と工場長の意思疎通がうまくできていなかったみたいですね。
工場長に申出をし状況を納得した小太郎くん。
勇気を出して仕事内容について確認をしてよかったですね。
求人内容や面接時の説明と「仕事内容」が違うと感じた場合は、早めに申し出を行い、なぜ求人内容や面接時の説明と異なるのかの原因を突き止めましょう。
退職を考えるのはそれからにしてくださいね。
「労働条件相違」考えられる原因
採用方針が定まっていない場合
面接官である人事担当者と現場担当者で意思疎通ができていない場合に、求めるスキルや仕事内容に聞いていたのと違うということが起こりやすくなります。
現場担当者の要望を人事担当者が掴みきれていないことが原因と考えられます。
この場合はなるべく早めに直属の上司に申し出を行い、面接時との違いを伝えることにより仕事内容を調整してもらいましょう。
面接時の説明が不足している場合
求人広告に仕事内容を完璧に記載することは難しいと思います。
そのため面接での補足の説明が求められますが、説明が抜けてしまうと聞いていない!とトラブルになってしまいます。
面接時、仕事内容に疑問がある場合は、1日のスケジュールなど業務の流れにあわせてより具体的な説明を求めましょう。
信義則に反する場合
正直に書くと応募者が集まらないから記載していなかったなど信義則に反する場合は、退職も視野に入れましょう。
故意による場合は即時に労働契約を解除できます。
まーちゃんのひとりごと
求人広告の枠内にすべての仕事内容や職場の状況を網羅して記載することは難しいと思いますので
面接ではしっかり仕事内容を聞いてくださいね。
そして入社時には労働条件通知書で最終確認しましょうね。
入社したら仕事内容が違った!労働条件の相違による退職を考える前に確認したいことを解説!のまとめ
いかがでしたか?
入社したら仕事内容が違った!と思った時は、できるだけ早急に条件を確認し納得して働くことが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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