通勤手当が全額支給されず、自己負担をしながら通勤している人もいると思います。
通勤手当の規定は会社によって異なります。
今回は、通勤手当が足りない求人への応募について解説します。
通勤手当とは
通勤手当とは、従業員が自宅から職場までの通勤にかかる費用を会社が負担する手当です。
全額を支給する会社もあれば、一部支給をしている会社もあります。
通勤手当は法的に支給することが定められているわけではないので、会社ごとの就業規則に基づき支給されます。
会社によっては全く通勤手当の支給がない場合もあります。
求人票の通勤手当の見方
ハローワーク求人票を用いて通勤手当の見方について説明しますね。
① 実費(上限なし)→実際にかかる通勤費について上限金額を設けず全額支給。
② 実費(上限あり)毎月25,000円まで→25,000円を限度に、実際にかかる通勤費を支給。
③ 通勤手当が全く支給されない場合→なし。
通勤手当については会社ごとに「社内規定」で詳細が定められています。
例えば、定期代として支給する場合でも、1ヶ月定期代を支払う会社、6ヶ月定期代を6で割って支払う会社など支払い方はさまざまです。
通勤手当が足りない求人への応募
応募したい会社が見つかったら、通勤費に自己負担が発生しないか確認してくださいね。
もし、支給上限金額では足らない場合、その求人への応募はどうしますか?
通勤手当の平均支給額は?
会社規模に関わらず通勤手当を支給している会社は9割以上となっています。
平均支給額は、1ヶ月換算で11,700円です。(令和2年度就労条件総合調査の概況)
応募先を探す際の目安にしてくださいね。
【事例】通勤手当の上限には意図がある?
応募したい求人が見つかったよ。
この求人だよ。見て。
通勤手当は10,000円で足りるの?
7,000円ほど不足するんだけどこの職種は求人数が少なくてやっと見つけたんだ。
面接でもきっと通勤手当の自腹について質問されると思うよ。
通勤手当の上限には会社の意図もあるらしいし。
会社の意図?
まーちゃんのひとりごと
会社から支給される通勤手当だけでは足らず、自己負担が生じる場合、会社側も「今は納得していてもいずれ不満に思わないか」と心配すると思います。
遠距離通勤によるリスク(健康面など)から、支給額で足りる範囲から通勤して欲しいと社長さんから窓口でよくお聞きしました。
まーちゃんも基本的には、通勤手当の上限額で足りる範囲で応募することをお勧めしますが、希少な職種や自宅のある地域の事情等により上限額を超えても応募したい場合もあると思います。
まず自分自身が「自腹」を納得できるかよく検討して応募してくださいね。
通勤定期自腹!通勤手当が足りない求人への応募について解説のまとめ
いかかでしたか
応募先を選択する時の参考になればうれしいです。
納得のいく就職活動になりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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