ハローワークの支援メニューとして職業訓練制度があることは広く知られていると思います。
今回は公共職業訓練・求職者支援訓練などの検索方法、受講までの流れや目的について考えてみたいと思います。
職業訓練制度とは
新しいスキルを身につけたい、仕事の幅を広げたい、など就職に必要な知識・技能を身につけるために職業訓練制度があります。
この制度は、雇用保険を受給している人や、受給資格がない人でも就職活動中で職業訓練を受講してから就職をしたい人は利用可能で、幅広い分野のスキルを学ぶことができます。
訓練受講までの流れ
職業訓練の分野は、デザイン・Web・IT・電気電子・製造・事務・介護福祉など多岐にわたります。
一部有料のコースもありますが、基本的にはテキスト代などの実費負担だけで受講できます。
受講してみたいコースの詳細や訓練が開講される時期などについては、「ハロワークインターネットサービス」で検索するもしくは、「〇〇県 職業訓練」で検索できます。
もちろん、希望する仕事に就くにはどんな職業訓練を選択すればいいかなどハローワークで相談できます。
大まかな職業訓練受講までの流れは以下のとおりです。
①最寄りのハローワークで職業相談を受け、適切な訓練コースを選びます。
②訓練の申込、訓練実施校での選考試験を受けます。
③訓練を受講しスキルを習得します。
※①~③の間にハローワークで就職支援があります。
職業訓練何回受けられる?
職業訓練は、職業訓練で身につけたスキルを活かし再就職ことを目的としているので、原則として連続受講や前回の訓練を修了(退校)してから1年間以内に再度受けることはできません。(参照元:職業訓練制度のご案内)
職業訓練でスキルを身につけることは再就職のためにとても大切な反面、失業期間が長くなるということでもあります。
受講コースは求人の状況なども見据えて慎重に選びたいですね。
職業訓練の目的
スキルアップ
現在までのキャリアをより強化するために特定のスキルを学びたい場合が該当します。

インテリアコーディネーターとしての幅を広げたいんだけれど、
木造住宅の設計とか施工を学べるコースはあるかな?

ハローワークインターネットサービス>職業訓練検索で調べられるよ。
まーちゃんのひとりごと
住まいに関する知識の幅が広がり、インテリアコーディネーターとしての視点を持ちながら、木造住宅の設計や施工に携わるなど活躍の場面が広がりそうですね。
年齢制限
職業訓練の受講には、原則として年齢制限はありません。
(但し、40歳以上の方対象、39歳以下の方対象など、訓練開始日時点の年齢に条件がある場合もあります。)

この歳になって、介護職に転向するのは難しいかな?

職業訓練を受けてまず資格取得してから就職活動したらいかがですか?
資格を取得することで自信がつくと思います。
まーちゃんのひとりごと
職業訓練で介護の基本や実技を学ぶことで、介護職への適性もわかり新しい分野への不安も軽減できると思います。
そして何より、身体介護を行うには基本的には介護資格が必要なので、介護職員初任者研修を修了してから就職をすることをお勧めしたいです。

【職業訓練何回受けられる?】流れや目的・年齢制限について解説のまとめ
いかがでしたか
今回は職業訓練について解説しました。
雇用保険や職業訓練受講給付金を受給しながら職業訓練が受けられる場合もあります。
ハロトレ特設サイト❘厚生労働省で確認してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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