「アットホームな職場」というフレーズを求人広告で見かけることも多いと思います。
一方でアットホームな職場というキャッチコピーは地雷ワードという意見も少なくありません。
アットホームな職場は、ブラックで危険なのでしょうか?
今回は、安心して働ける環境を見極めるためのポイントについて解説します。
アットホームな職場ですって地雷ワード?
アットホームな職場とは、社員同士の距離が近く、家族のような温かい雰囲気がある職場のことをイメージすることも多いと思います。
それなのになぜ地雷ワードと言われたりするのでしょうか?
アットホームな職場のメリット・デメリットを具体的に挙げていきます。
メリット
①上司や同僚とのコミュニケーションが円滑で相談しやすい
②チームワークが強く、仕事に協力的な雰囲気
③風通しが良く、意見を伝えやすい
デメリット
①プライベートと仕事の境界があいまいになりがち
②暗黙の了解で残業や休日出勤がある
③休日に参加前提の社内行事がある
④職場内の雰囲気に合わない場合は居づらい
ブラックで危険と言われる意味は?
アットホームな職場=ブラックとは限りませんが、家族的な雰囲気が強調されることで労働環境が軽視されている場合もあるようです。
以下のようなポイントをチェックしましょう。
①労働時間・休日が曖昧になっていないか
アットホームな職場を理由に「残業はみんなですることが当たり前」となっている。
上司や同僚で残業をする人がいれば先に退社できない雰囲気になっていないかなど実際の労働実態を確認しましょう。
②上司や同僚との人間関係
家族的な雰囲気が優先され、過度な干渉やプライベートにまで踏み込まれる環境でないかをチェックしましょう。
③労務管理が適正に行われているか
「アットホームな職場だから…」と労働条件が曖昧になっていないか?
労働条件や勤務評価制度が整備されているかの確認も重要です。
【事例】面接官から「アットホームな職場」説明されたら
面接中に社長さんから「我が社はアットホームな職場だから、安心して入社して欲しい。」と言われた友樹くん。
本当に働きやすい会社なのか見極めようとしています。

我が社はアットホームな職場だから、安心して入社して欲しい。
「アットホーム」な社風の意味を確認しましょう。

具体的に職場の雰囲気を教えてください。

どのような雰囲気がアットホームなのかは人によって解釈が違いますね。
社風を言葉で表す時は具体的な行動やエピソードで確認したいですね。

教育制度やスキルアップを後押しする制度はありますか?

会社が社員のために取組んでいることを確認し、本当に社員を大切にしている会社か確認しましょう。

仕事とプライベートのバランスはどうですか?

「家族のよう職場=仕事とプライベートが曖昧」になっていないかを確認しましょう。
まーちゃんのひとりごと
「アットホームな職場」という言葉だけで判断するのではなく、実際の労働環境や待遇、離職率などを冷静に見極めることが大切です。
ネット上のアットホームな職場=ブラックな職場に過度に振り回されないでくださいね。
アットホームな職場ですって地雷ワード?ブラックで危険と言われる意味についても解説!のまとめ
いかがでしたか
「アットホームな職場」に明確な基準はありません。
本当に雰囲気の良い働きやすい職場なのかをこのブログを参考にご自身の目で見極めていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント