コロナ禍をきっかけに急速に広がったテレワーク。
現在では、多くの会社がテレワークを働き方のひとつとして取り入れ、働く場所の自由度が高まっています。
自宅で働けるメリットは大きいものの、実際に始めてみると、思わぬデメリットを感じることもあるようです。
そこで今回は、テレワークのメリット・デメリットついて解説します。
テレワークができる会社
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効的に活用する柔軟な働き方のことです。
会社のオフィスに出勤せず、自宅や外出先、サテライトオフィスなど、離れた場所から仕事を行うことを指します。
2025年現在の最新調査によると、日本の正社員におけるテレワーク実施率は約22.5%となっており、2024年の22.6%からほぼ横ばいだそうです。
テレワークは一部の職種(コンサルタント職・IT系技術職)や首都圏では定着しているものの、全体としては、テレワークの頻度は減っており、ハイブリッド型勤務(出社+テレワーク)の流れが主流になりつつあるようです。(テレワークに関する調査 – パーソル総合研究所)
テレワーク メリット・デメリットについて
メリット
1.通勤時間がゼロ 心と体にゆとりができる
通勤時間を自己研鑽や家事に充てることができます。
2.自分のペースで集中できる
周囲の雑音がなく、静かな環境で仕事に集中できます。
3.柔軟な働き方の実現
勤務時間や作業時間をある程度自分で調整できるため、育児・介護との両立やライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。
4.住環境の選択肢が広がる
勤務地に縛られないため、地方移住も検討できそうです。
デメリット
1.コミュニケーションの希薄化
対面でのやり取り、会話が減ることで、業務上の意思疎通やチームワークに支障をきたす場合があるかもしれません。
2.勤務と私生活の境界があいまいになる
自宅での勤務は、業務時間の管理が難しくなることがあり、長時間労働や休憩不足につながる恐れがあります。
3.セキュリティの課題
テレワークでは、社外からインターネットを介して業務システムへアクセスする機会が増えるため、情報漏洩や不正アクセスのリスクが高まります。
4.業務評価の不透明化
成果や勤務態度が見えづらくなります。
成果の見える化や定期的な面談があると安心ですね。
求人票では何を確認したらいい?

テレワークの求人に応募する際のチェックポイントを教えて。

テレワーク求人応募前の確認リストを挙げてみますね。
テレワーク求人応募前の確認リスト
◎勤務形態・出勤頻度
・□「完全在宅勤務」か「在宅勤務可」など勤務形態の確認
・□出社の頻度(週〇回、月〇回など)
・□出社時の場所(本社・支社など)
◎勤務時間
・□勤務時間は固定か、フレックスタイム制か
・□フレックスタイム制の場合、コアタイムの有無と時間帯
◎機材・通信環境
・□業務用PC・通信機器などの貸与の有無
・□通信費や電気代の在宅勤務に伴う費用補助があるか
・□VPN・ウイルス対策ソフトなど、セキュリティ対策が整備されているか
◎業務内容・在宅対応の可否
・□業務内容が在宅で完結できるか
・□チームとの連携方法(チャット・Web会議)
◎情報セキュリティ
・□テレワーク時の情報管理ルール(データ保存・印刷・持ち出し等)があるか
・□セキュリティ研修やマニュアルがあるか
◎評価・コミュニケーション
・□在宅勤務でも評価制度が整っているか
・□上司やチームとの定期的な面談・フィードバックの機会があるか
・□孤立を防ぐためのコミュニケーション体制(相談の場など)があるか

ありがとう。
このリストは、面接の質問項目としても活用できるね。
まーちゃんのひとりごと
テレワークには、自分のペースで仕事ができる魅力がありますね。
ただ、職場の仲間とのやりとりが減ることで、ちょっとした不安を感じることもあるかもしれません。
また、自分で時間や仕事を管理する力も求められます。
テレワークは、働き方の選択肢を広げてくれますが、自分に合った働き方であるか見極めることも大切だと思います。
【テレワークができる会社】メリット・デメリットについて解説!のまとめ
いかがでしたか
今回は「テレワーク」について解説しました。
自分のライフスタイルや働き方にあっているかどうか、じっくり考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考元:テレワーク総合ポータル
コメント