ハローワークでお仕事探しをしても面接になかなか進めなかったり、求人サイトで応募しても、ほぼ折り返しのようにして”お祈りメール”がやってくる経験をされた方も多いと思います。
今回は、面接に行った時の態度の悪い面接官や失礼な会社の反応などで、最初から採用する気がないと感じた経験をされた方々のお話をまとめてみました。
【面接経験談】採用する気のない態度の悪い面接官や失礼な会社!
40分待たされて面接は5分で終了
面接場所に駅前の大手ホテルのラウンジを指定されたAさん。
40歳を超えてなかなか面接にたどり着けない中、ハローワークの窓口から応募を申し込んだところ、予想外に二つ返事で面接日が決定。
同業種という事もあり、経験値を評価してくれたのかなと意気揚々、すぐに写真を撮りに行き、履歴書や職務経歴書を用意して当日を迎えたそうです。
社会経験の豊富なAさんは、面接の5分前までには会場に到着し、待合席に案内されました。
時間が来ても呼ばれることがなかったのですが、先の面接が延びているのだろうと、そこはさほど気にすることもなく待っていたそうです。
15分が経ったころ、会社担当者が「先の方の面接が延びております、もう少々お待ちください」と伝えに来たので、「わかりました」と伝え待機しました。
しかし、30分経ってもまだ呼ばれません。
さすがに、もう帰ろうかと思い始めた頃――待ち始めてから40分が過ぎたあたりで、自分の前をスーツを着た男性が帰って行ったので、先の面接者だろうと見当がつきました。
その直後に予想通り会社担当者がやってきて、「大変お待たせしました、こちらへどうぞ」とようやく案内されましたが、そこに待っていたのは仏頂面の社長さんらしき人。
前の方の面接が長かったので、Aさんはどんなことを聞かれるのかいろいろ考えていたのですが、自己紹介が終わって、社長さんらしき人が発した言葉は「何か質問ある?」
散々、待たせて自己紹介だけで、わずか5分で面接は終わりました。
始めから、年齢的に採用する気がなかったのですね。
でも私は緊張感も持ってこの面接に臨んだのですと、悔しそうに話されていました。

面接する側にとっては1件対応したで終わっても、応募者はその日のために準備して面接に臨んでいるのです。
応募者を大切にしない会社は、見えないところで信用を失っていることに気づいてほしいです。
面接官のオーナーがいきなり喫煙
こちらは、会社の事務所で面接と言われ出かけたBさん。
ハローワークでは、応募者が多いとは聞いていましたが、なんとか面接までこぎつけたので、期待感に胸を膨らませて会社に向かいました。
自分の順番が来て、部屋に入り着席したその時、オーナーさんが、社員の方に「灰皿持ってきて!」
そして、オーナーさんがBさんになんと、「疲れたので、ちょっとたばこ吸っていいかな?」と尋ねたそうです。
Bさんは、たばこ休憩をしていいかという意味と思ったので「どうぞ」と言ったのですが、なんとそのオーナーさんは、たばこを吸いながら面接を始めたそうです。
Bさんよりもかなり年下に見えた社長さんの失礼な態度に憤慨されていました。

オーナーの態度はあまりに失礼です。
応募者を軽んじた態度が悲しいですね。
面接は会社の「品格」も問われる場です。
アンケートだけ書かせて終了
ハローワークの求人には、なかなか採用が決まらないのか、ずっと出ている求人もあります。
この会社、ずっと求人が出てるなと気にはなったものの、経験活かせるという事もあり、求人票を持って相談窓口へ向かったCさん。
ハローワークの窓口から会社へ問い合わせをすると、今週の木曜日8時30分に本社までお越しください。との事。
ずいぶん面接時間が早いなと思いながらも、せっかくのチャンスを逃すまいと、自宅から1時間30分をかけて本社に到着したCさん。
到着して受付でベルを鳴らすと、上着も着ていない若い男性が怪訝そうな顔をしながらやってきました。
あれ?まだ始業前?とⅭさんは思いましたが、面接の旨を伝えると、入り口付近にあったテーブルで待つように言われました。
しばらくすると、先ほどの若い男性が一枚の紙と鉛筆を持ってきて、これに記入してお待ちくださいと伝え、事務所内に戻っていきました。
その用紙の内容は、明らかにアンケートで、書き終えて待っていると、再び先ほどの若い男性が、また上着も着ずに現れ、用紙を回収すると「これで結構ですので、お疲れさまでした。」
あまりに失礼な態度に憤慨したCさんは、そのままハローワークに向かい、窓口で理不尽な面接について報告されたそうです。

遠方から早朝に出向いたCさんの期待や準備を無下にした態度は会社としての誠実さが問われます。
「ずっと求人が出ている会社」にはそれなりの理由があるのかもと改めて考えさせられました。
【面接経験談】採用する気のない態度の悪い面接官や失礼な会社!のまとめ
実際に採用する気がないと思われる面接に行かれた3名の方の話をまとめてみました。
面接担当者一人の失礼な対応が、会社全体の印象になってしまいます。
応募者にとっては、忘れられない悔しい経験になり、会社にとっても「気づかないうちに、大切な信頼を失っている」ということに気がついてほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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