会社が倒産すると、昨日まで働いていた場所が突然なくなり、大きなショックを受けると思います。
失業した時、まず「失業保険の手続き」が思い浮かぶのではないでしょうか?
ハローワークには、失業保険の給付だけではなく、「仕事探しのやり方がわからない」と悩む人に向けた就職支援が用意されています。
今回は「ハローワークで相談できること」を3つの柱に分けてわかりやすく解説します。
ハローワークで相談できること
失業保険(雇用保険の基本手当)給付
会社倒産などで離職した場合、条件を満たせば、失業保険を受給することができます。
基本的な流れ:
●会社から受け取った離職票などの必要書類をハローワークへ持参
●7日間の待機期間後に、給付がスタート
●給付日数や日額は、雇用保険被保険者であった期間や賃金によって決定
詳しくは👉離職されたみなさまへ
倒産によって職を失った場合は「特定受給資格者」として下表のとおりの給付日数になります。

引用元:基本手当の所定給付日数(ハローワークインターネットサービス)

雇用保険手続きについて不安や疑問に思うことがあれば、事前にハローワークの窓口で相談できますよ。
担当者が、離職理由や状況を丁寧に聞き取り、受給資格の有無や手続きの流れについて具体的に説明してくれます。
仕事探しと職業紹介
「次の仕事をどう探せばいいか分からない」そんな不安は、ハローワークで相談しましょう。
具体的なサポート内容:
●職員によるキャリアカウンセリング
●履歴書や職務経歴書作成支援・添削
●面接対策のレクチャー
●職業紹介・紹介状発行

「まずは短期で働きたい」などの要望にも柔軟に対応してくれますよ。
職業訓練によるスキルアップ支援
「新しい分野に挑戦したい」という場合は、職業訓練制度があります。
こんな場合に:
●専門知識を身につけたい(例:IT、簿記、介護など)
●就職に役立つ技術・スキルを身につけたい(機械加工、溶接など)

倒産によって離職してしまった場合でも、将来への可能性を広げるチャンスはちゃんとあります。
【会社倒産】ハローワークで相談できること「失業保険・仕事探し・職業訓練」についてのまとめ
いかがでしたか
会社が倒産して仕事を失った時、すぐに次の一歩を踏み出すのは大変なことだと思います。
でも、ハローワークには「次の一歩」を後押しする支援があります。
まずは窓口で相談してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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