1ヶ月単位の変形労働時間制の休日数は?についてわかりやすく解説!

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1ヶ月変形‐eyecatch お仕事探し

変形労働時間制を採用している会社割合は 59.3%にのぼっていますので、変形労働時間制の求人情報を見かけることも多いのではないでしょうか?

今回は変形労働制の一つである、1ヶ月単位の変形労働時間制についてわかりやすく解説します。

1ヶ月単位の変形労働制とは

変形労働時間制には、1ヶ月単位の変形労働時間制、1年単位の変形労働時間制、フレックスタイム制などがあります。

変形労働時間制を導入するメリットは、業務の繁忙期・閑散期に合わせて労働時間を調整することで1週間あたりの労働時間を週40時間(法定労働時間)に抑えて効率よく働けることです。

1ヶ月単位の変形労働時間制は、対象期間を1ヶ月以内に決めて、その期間内において1週間あたりの労働時間の平均が法定労働時間の40時間以内であれば、特定の日に8時間、特定の週に40時間を超えて所定労働時間を設定できる制度です。

1ヶ月単位の変形労働時間制を採用している会社は24%

変形労働時間制を採用している会社割合は 59.3%で、そのうち1ヶ月単位の変形労働時間制を採用している会社は24%です。(令和5年就労条件総合調査概況

1ヶ月単位の変形労働時間制は「月初めが忙しい、特定の週が忙しい」など業務に繁閑の差がある場合に月間単位で調整をしていく制度です。

休日を調整しやすい

1ヶ月単位で労働時間を調整すれば、1日の労働時間や休日の制限がありません。

そのため、週休2日制にしにくい業種、夜勤など長時間勤務のある職場でよく採用されています。
飲食店や病院などが代表的ですね。

1ヶ月の労働時間の上限は、月の日数÷7日×40時間で求められます。

31日の月では177時間(30日の月は171時間)までとなります。

もし、1日の所定労働時間が8時間なら、月の休日は9日以上必要となります。           (177時間÷8時間≒22日 働けるのは22日までなので休日は9日)
(171時間÷8時間≒21日 働けるのは21日までなので休日は9日)

その9日の休日を1ヶ月の業務の繁閑に合わせて設定することができます。

【事例】1ヶ月単位の変形労働時間制のメリットは?

うみ君
うみ君

僕の会社は1ヶ月単位の変形労働時間制なんだよ。

うみ君の友達
うみ君の友達

1ヶ月単位の変形労働時間制?
月9日休日があるって言ってたから週休2日だと思っていたよ。

うみ君
うみ君

僕の会社は月初めが忙しいので
1週目は週1回しか休めないけど
月末には週3回休みがあるんだ。

うみ君の友達
うみ君の友達

オンとオフのメリハリがつきそうだね。

うみ君の友達が言うようにオンとオフのメリハリがつきそうですが、生活リズムが崩れると感じるひともいると思うので、自分自身の生活リズムにうまく合うか考えてくださいね。

まーちゃんのひとりごと

変形労働時間制の記載があるとわかりにくいなぁと、敬遠したくなるかも知れませんが、意外と休日が多い場合もあるので(8時間労働なら年間休日107日以上)
完全週休2日制以外にも視野を広げてたくさんの選択肢の中から応募先を探してもらえたらうれしいです。

変形労働時間制を採用している会社割合は 59.3%なので、完全週休2日制でないとの理由だけでパスするのはもったいないなぁと思います。

1ヶ月単位の変形労働時間制の休日数は?についてわかりやすく解説!のまとめ

いかがでしたか?

1ヶ月単位の変形労働時間制について解説しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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