「退職金がないなら応募しない」とすぐに退職金なしの求人を除外する人も多いかもしれませんが、退職金があるかないかだけで応募先を決めてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
今回は退職金なしの会社への応募について考えてみたいと思います。
退職金制度について
退職金制度は法的に義務づけられていないため、退職金制度を設けるかどうかは会社の判断によります。
東京産業労働局の調べによると中小企業の約3割には退職金制度がありません。(参考:中小企業の賃金・退職金事情|東京都産業労働局)
在職中の会社の退職金制度については、就業規則や賃金規則で確認できます。
求人票 退職金制度なしとは
ハローワーク求人票には退職金制度の項目があるため、応募する求人に退職金制度があるかないかは、下記の記載によりすぐに見分けることができます。

左記募集中の求人には退職金制度はありません。
但し、会社として退職金制度があるかどうかは求人票ではわかりません。

就業規則等で定める退職金制度が有る場合は「あり」、勤務年数について適用基準がある場合はその適用勤続年数が書かれています。
例えば、有期契約社員には退職金がなくても、正社員には退職金制度がある場合もあります。
そのため、有期契約社員から正社員登用制度がある場合などは、正社員登用後の退職金制度については面接等で確認してくださいね。
退職金制度なしはやめとけ?
退職金制度がある会社が、必ずしも高額な退職金を支給するわけではありません。
数十万円の退職金の場合もあります。
例えば、退職金はないものの月給が3万円高い会社があれば、1年で36万円、10年で360万円の差となります。
退職金の有無にこだわり過ぎると、毎月の収入アップのチャンスを見逃してしまうかもしれません。
会社を探す時は、仕事のやりがいや職場環境、スキルアップの機会など自分にとってプラスになる色々なポイントにも目を向けてくださいね。
退職金がない分、給与が高めに設定されている場合もあります。
退職金がないからといって必ずしも働き甲斐がない会社というわけではないと思います。
他の福利厚生にも目を向ける
福利厚生のどの項目に力を入れているは、会社により様々です。
〇有給休暇が取得しやすい
〇育児介護休暇制度が充実している
〇資格取得支援制度がある
〇社員寮や住宅補助制度がある など
働いている間に利用できる色々な支援制度も重要ですね。
業種による差にも注意しよう
退職金制度は業種でも差があるようです。
建設業や製造業では退職金制度のある割合が高く、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉では低いことがわかります。


僕、退職金がある会社を探していたんだ。

壮太君は、ホテルのフロントを希望しているよね。

そうなんだ。宿泊業って退職金がない会社が多いんだね。
退職金制度のない会社はそれだけで除外していたんだけど。
それでは、全体を見れていないことに気づいたよ。

上図でみると、全体の30%程度の中から応募先を探していることになってしまうね。
まーちゃんのひとりごと
退職金制度は働くうえでのモチベーションの1つになると思いますが、退職金の有無を含めた給与面だけでなく、自分の価値観や将来の目標に基準をあわせることも意識して欲しいと思います。
どんな働き方をしたいのか、どんなスキルを身につけたいかをしっかり考えて頂けるとうれしいです。
ハローワークの窓口でも同じことをお伝えしていました。

【求人票 退職金制度なし】はやめとけ?についてわかりやすく解説!のまとめ
いかがでしたか
広い視野で求人情報をチェックして後悔のない会社を見つけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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